木下和美さんのご紹介
京都で作陶されている陶芸作家の木下和美(きのした かずみ)さん。
モダンなデザインで、黒と白のシックな磁器の器を作られている女性作家さんです。
木下和美さんの器について
曲線美が生み出す器のシャープなシルエットが魅力で、モダンなデザインの作品が多くあります。
主に黒釉(こくゆう)シリーズと呼ばれる黒色タイプの作品と、白磁シリーズと呼ばれる白色タイプの作品があります。
各シリーズで、カップ&ソーサーをはじめ、鉢やお皿などバリエーション多く展開されています。
花をモチーフにした輪花のデザインの作品も多く、女性らしいエレガントな雰囲気のする器です。
そして磁器ならではの清涼感もあり、実用的な器としてだけではなく、芸術品としての完成度の高さもうかがえます。
木下和美さんのプロフィール紹介
- 1971年 京都市生まれ
- 1996年 京都市工業試験所陶磁器コース修了
- 1997年 京都府立陶工高等技術専門学校成形科修了
- 1998年 同校研究科修了
- 1998年 陶芸家桜井靖泰氏に師事
- 2001年 京都市中京区にて開窯
- 2003年 窯を移転、陶芸作家の東一仁さんと共に作陶
木下和美さんの器の人気について
作家さん自身や、木下和美さんの器を使って投稿されたインスタグラムでの写真が次第に話題になっていき、元々人気のあった木下和美さんの器が爆発的な人気へとつながっていきました。
木下和美さんの器はかなりの人気を誇っており、ここ数年、個展や展示会を開催すれば、お店や百貨店に行列ができ、購入するための整理券が配られることは当たり前になってきていて、個展初日には、ほぼ器が完売してしまう人気作家さん。
手作りゆえに、量産できないということもあるのですが、それでも個展などでは毎回約400点ほどの作品が出品&販売されています。
ネットでの販売は、少ない時で一度に50点ほど、多い時で150点近く販売されますが、毎回30分もしないうちに完売してしまいます。
木下和美さんの個展について
毎年数回、大阪や東京、最近では福岡なども含めて、全国各地の百貨店やうつわ屋さんで木下和美さんの個展が開催されています。
木下和美さんは個展よりも、陶芸家で旦那様でもある東一仁(あずま かずひと)さんとご一緒に2人展をされることが多いです。
旦那様の東一仁さんもまた大変人気な作家ですが、それはまた別の記事で書かせてもらいますね。
木下和美さんの個展やグループ展では、新作の器やレアな器も登場するため、ファンの方にとって、すごく魅力のあるイベントになっています。
木下和美さんの作品に限っては、個展などに来てもらえるお客さまを大事にしているため、web展示会以外での通常のネット販売では、新作はまず出回りません。
木下和美さんの器がほしくなったら、まず近隣で開催される個展の初日に並ぶか、競争率の高くなっているネット販売で運よく購入するかになってきます。
転売目的の方が、メルカリなどでも販売していたりしますが、本当に器を使いたい方に器が行き届かなくなり、作家さんご本人も心を痛めておられるので、転売目的での購入はどうかやめてください。
木下和美さんのインスタグラムについて
木下和美さんはホームページをお持ちでありませんので、インスタグラムが情報の発信源となります。
インスタグラムでは、個展のスケジュールをはじめ、新作の器の画像などを更新されています。
下記のリンクが木下和美さんのインスタグラムのアカウントです。
旦那様の東一仁さんと共用のアカウントですが、東一仁さんは個別で2018年よりご自身のインスタのアカウントをお持ちのため、現在は木下和美さんが発信されております。
ファンの方は情報をいち早くつかめるので、インスタグラムをフォローして情報を得るのがおすすめです。
最後に、木下和美さんは、とても気さくでやさしく、ヒシヒシと魅力の感じる方です。
かなりの人気作家さんで有名な方ですが、ツンとした態度など微塵もなく、とても身近に感じさせてくれる存在なのです。
器だけでなく、木下和美さんのファンになる方がみるみる増えていくのもわかる気がします。
器の世界も奥が深いですね。
今回、記事にしました木下和美さんの器のご紹介や個展情報などはホームページにもございますのでぜひ合わせて、ご覧ください。
- TEL:077-576-3174
- 住所:〒520-0503 滋賀県大津市北比良1043-62
- OPEN/CLOSE:11:00~17:00
- ホームページ:https://flatto.jp/